毎年コミケの時も同じようなことを思っている。
自分が参加できない疎外感が辛い。なのでそれを紛らわすように僕は明日もアルバイトをする。
ホームセンターを始めて４日が経った。
出勤二日目には無断遅刻をやらかす。早くも異色の存在、というか変人扱いされ始めた。
店長が、パート従業員が、まるで腫れ物に触るかのように僕に接してくる。気がつけばそこに居場所は無い。
彼らにとっては「仕事」かもしれないが僕にとってはただの「お小遣い稼ぎ」。だから同じレベルの責任感を求められても困る。
かといって、そんな温度差で続けられても迷惑だろう。だからGW中にキリのいいところで辞めさせていただく事にした。
こんな我がままで協調性のかけらも無い社会不適合者が、まともに働いて飯を食おうと思ったらもう天職に就くしかない。
そしてそれを見つけるチャンスは事実上、”今”しかない。そんな最中で目の前の小金を取りにいくのはもはや人生の敗退行為に等しい。
ようやく気が付いた。
もこう、 覚醒（めざめ）ます。―――
| スポンサードリンク |
