【夏のコラム】

今年も暑い暑いと言いつつ、なんだかんだクーラーに頼らずいつの間にか7月中旬になってた。
僕がエアコンを使わないのは節電とか省エネとかじゃなくて、自分の体の為。
高校生の頃から挑戦し続け、ようやく去年の夏、脱クーラーに成功。6月~9月の間、自分からエアコンの電源を入れることは一切無かった。
これに何の効果があるのか。

そもそも何故人は「暑い」「寒い」と感じるのか。
それは、「体がどれくらいの量の熱を発するか」が基準となる。
人は常に体から熱を発し続けているが、同時に気温によって熱を奪われている。
「快適」と感じるのは、体から発する熱と奪われる熱の量のバランスが程よい気温である。
大体、約16度~25度が「快適な気温」といわれている。この範囲を超えたり、または下回ったりすると、体から発する熱が奪われる熱より少なくなったり、または体の熱よりも奪われる熱が多くなったりで「暑い、寒い」と感じる。

ところが、僕のようにクーラーや暖房といった家電に頼らない生活をしていると、おのずと日常の気温に体が順応してくるのだ。
たとえば、沖縄に住んでいる人は暑いのが平気だし、北海道に住んでいる人は物凄い極寒でも平気だったりする。
それは、先天的なものではなく、そういった環境に生まれたから勝手に体が適応していったという事である。
僕はこれをヒントに、寒暑に強くなろうと思った。なんでかって単純な話、そのほうが健康的だから。
どんな気温でも不快感無く生きていける、それほど強いことはない。

時間はかかったが、「気温に左右されない人間」と化した僕は完全無欠の屈強さを手に入れた。
一般的な平温が16度~25度なら、僕は5度~35度である。
そう、このたくましい肉体を基盤に、これからも心身共々、精進していくのである。



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