いつもブログ読んでもろておおきに。最近更新なくてすまんな。
今日は表題の通りの話をさせてもらうで。
先日、冬コミの当落結果が出たようやけど俺からのアナウンスが特になかったのは
皆も気がついとるやろ。
俺は、今年の冬コミに出えへん。
「コミケ落ちたん？」
いや、ちゃう。
俺は今年の夏コミ後、冬コミの申し込みをせえへんかった。
なんでか？その理由を今から話す。
今年の夏コミ、俺は新商品の「もこもこ君Tシャツ」を開発した。
いつも通り完全刺繍の商品や。
これ、実は結構焦って考えたんや。デザインをあまり詰めれへんかった。
それでも「とにかく出さなあかん」という義務感のもと俺はそのTシャツを完成させ
色違い含めて数百枚ばかり刷った。
コミケ当日、旧作Tシャツ（名言Tシャツ）ともこもこ君Tシャツを並べて売ったんやが
売れ行きの差は一目瞭然やった。
名言Tシャツが先に、それもあっという間に、完売した。
一方のもこもこ君はというと、その時点でまだ半分くらいは残っとったと思う。
次々来てくれるお客さん。恐らく大半は俺に会いたいという名目で来てくれてるんやろうけど
ちゃんとTシャツも買うてくれてありがたいことこの上ない。
わざわざコミケ会場という場に足を運んでくれて、会いに来てくれて、買ってくれる。
そんな人たちにせめて少しでも良いものを提供したい。
「〇〇のTシャツありますか？」
「ごめんな、もうこれしか残ってないんや」
そう言って余ったもこもこ君Tシャツを少し残念そうに買っていく子たち。
俺はこれを見てずっと考えていた。
「ほんまにこれでええんか」
と。
つまりや、何が言いたいかというと
来てくれた人たちに「妥協」させたくない。
遠い所から来てくれてる人もおるのに、100パーセントの満足をしてもらえず
帰らすのが心苦しい。
最終的にもこもこ君Tシャツも完売してんけど、
買ってった人の何割がこのTシャツを「本当に欲しい」と思っていたのか、
俺には分からない。
お金もろうて人に提供するものを俺もまた「妥協」したくない。
あいにく夏コミから冬コミにかけてはあまり期間が無い。
良いデザインを考えるには時間が足らんと思った。
やから、申し込みをしなかった。
今年冬コミで俺に会いに来るつもりやった人、ごめん。
そして勘違いしてほしくないねんけど、純粋にもこもこ君を欲しいと思って手に取ってくれた人はそれでいい。ありがとう。
あくまで俺と皆、互いがもっと幸せになれるような
そんな選択をしたいだけやねん。
ほな、また。。
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