他動画が荒れる原因を作ったのは100%この僕です。生放送での暴言や、挑発的ともとれてしまうような動画タイトル、これで荒らしが発生しないわけありません。
なのにもかかわらず、被害者ぶったような、悲劇のヒロインを気どったようなことを書いてしまいました。
これについて責任を取るという意味で、ひとまず動画のタイトルを変更させていただきました。
純粋に僕を応援してくれている方々には本当申し訳ないことをしたと思って重々反省しております。ごめんなさい。
しかしながら、こうも責めに責め続けられると、ふと物事を一から考え直したくなるもので・・・。
そもそも、ニコニコ動画における「荒らし」や「叩き」って悪行なんでしょうか?
別に古参アピールをするつもりは無いのですが、僕はこう見えて、かなり初期のころからニコニコ動画を愛してきた一視聴者でもあります。
昔のニコ動といえば、糞動画が上がればたちまちコメントで叩かれてうp主は泣き寝入りするしかありませんでした。
良動画もランキングに入ればただでは済みません。必ずと言っていいほど荒らされ叩かれ、そしてそれに負けじと擁護側のリスナーも火消し作業に一生懸命でした。
その、「荒らし」と「擁護」のバランスが良くとれたコメントの流れを見るのがまた楽しかった。
アンダーグラウンドと言うのでしょうか、光に満ちた表の世界に適合できない人たちの唯一の居場所だったんです。
しかし今は・・・。
アングラな雰囲気はどこへやら。ニコニコの存在が有名になるにつれ、一般的な感覚を持った視聴者がたくさん流れてきた。昔と比べ視聴者層ががらっと入れ替わり、投稿者が一個人として多くのリスナーからの人気を獲得するようになった。中には、その規模が"宗教"とも揶揄される程にまで巨大化したコミュニティすら存在する。
こうなってくると「荒らし」と「擁護」の比率は一気に偏り、一の荒らし・叩きコメに対して十の擁護コメが付くようになった。
大きなコミュニティを築いた者の中には、こういった圧倒的擁護の壁、またそれによって作りだされる内輪的空気(初見さんから敬遠されること)を嫌う者もいるようで、動画主コメで呼びかけたり、声明文のように動画で訴えかける事をした。いわゆる、「リスナー管理」というやつですわ。
僕もその一人で、自分なりに注意を促してきたつもりです。
でもそれによる効果は雀の涙・・・。何言ったところで荒らす奴は荒らしをやめんのです。
そんな事情も知らずに、「リスナーの管理をしろ」だの「それができなきゃ引退しろ」だの抜かす輩は正直くたばればいいと思いますわ。
・・・と、なんか長くなりそうだから結論を述べておきますね。
皆、たかが荒らしごときでガタガタ言いすぎ目くじら立てすぎ。
人に迷惑かけたと言っても一時的だろうが。別に誰かを二度と活動できなくした、とかじゃないだろ。
ニコ動古参の目線から言わせてもらうと、ニコニコは荒れるのが当然の世界。ちょっと荒らされたぐらいでうだうだ言う奴は甘い。荒らされるのが嫌とか甘ったれたことほざくやつはキツイ言い方するようだが鼻っから動画あげんでいい。
んで荒らしの定義広げすぎ。ただの顔文字連投とか、意味不明な弾幕、大文字色文字のスクリプト爆撃なんかはつまらん上に邪魔なだけだから消えてなくなるべきだけど
「○○のほうが面白い」とか、「△△さんよりうまい!」みたいな比較コメントすら荒らし認定してみんなでよってたかってフルボッコしてんのは流石にみてられん。ネット上に公開した時点で比較されるのはあたりまえ。
こうして考えてみると、最近は投稿者よりもむしろ視聴者がナーバスになりすぎですな。
「荒れてなんぼ」のニコニコ動画で未だこりずに動画を投稿し続ける投稿者たちはみな、視聴者が思っているほど「荒らし・叩き」を嫌ってなどいなくて、寛容なのだ。中には歓迎するやつもいる。
それがわからんヒステリ視聴者の過剰擁護は逆に投稿者を苦しめている可能性がある。
決して「昔のニコ動の風潮が戻ってほしい」と言っているわけじゃない。懐古思考の蔓延するコミュニティは進歩せず廃れる一方だと思っているから。
光の世界から入ってきた一般人どもに闇の掟を学べと言いたいのだ。ニコ動って場所をもっと理解してくれ。
理解したなら、自重などするな。本能のままコメントを打て。荒らせ、叩け。
光が闇を完全に照らしつくしてしまう前に、僕は警鐘を鳴らし続ける・・・。
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