やめたバイト（ファミレス）の４月分の給与がちゃんと振り込まれていた。これで完全にあのバイト先と縁が切れた事となった。もう少し時間が経った頃にでもお礼の手紙を出そうか。いや、迷惑なだけか。
とにもかくにも気持ちが一段楽したところで再びアルバイト探しを開始。
しかし時期はずれなのか、どこも求人を出してない。いっつも張り紙してるところですら締め切っているという状況。
諦めムードだった俺は放浪の旅に出る。そこでふと見つけたものは・・・
「あれ、こんなとこにスーパーあったのか。」
見慣れないスーパー。いつの間にか隣町まで来ていたようだ。
そして次に俺の目に飛び込んできたのは、求人の張り紙だった。
「パート・アルバイト 募集 レジ打ち 時給・・・円」
俺「スーパーのレジ打ち・・・か・・・。時給は前のとこより少し高いな。
んー、、でも俺レジとかやった事無いし。。
・・・いや！今はなりふり構ってられない。とにかくバイトを決めなきゃ駄目なんだ。
ここは何も考えず、応募だ！」
一つ懸念していたのが家からの通勤距離だったが、後にグーグルマップで調べてみるとそのスーパーはうちから大体自転車２０分圏内だった。
自分では物凄い遠くまで来たつもりでも、意外とそうでもなかったっていうのは良くある事。
土地勘の無い隣町をひたすら走って家に帰ってきた。そしてすぐさま携帯を手に取り、メモした電話番号に電話をかける。
俺「お忙しいところ申し訳ないです。。バイト募集の張り紙を見てお電話させていただいたんですけれども・・・。」
店の人「かくかくしかじか」
俺「わかりました、明日１８時ごろ伺います」
面接の予約を取り付ける。もうここで決めよう。後が無いんだ。
背水の陣で挑んだ面接日当日。俺は少しキョドりつつも、落ち着いた受け答えで難なく面接を終える。
スーパーの店長さん「じゃあそしたら○月○日までに合否の結果お伝えするんで。あ、連絡先この携帯番号でええねんな？」
俺「あっ、はい。そうです。」
スーパーの店長さん「あいよ。んじゃ今日はこれで。おつかれさん。」
俺「はい、失礼します。よろしくお願いします・・・！」
しかし面接ってのは本当慣れないな。堂々と面と向かおうと思っていてもいざ本番となると恐縮してしまう。
まあでも今日は俺にしては良く出来た。あとは結果を待つだけだ。
この、結果を待つ間っていうのもそわそわして落ち着けないから嫌いだ・・・。
そんな面接日から２日後のことだった。
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ（着信音）
俺「っ・・・！？これはっ・・・！？ ピッ
はいもしもし！」
スーパーの店長さん「あ、これ○○君の携帯でええんかな？あのー、アルバイトのほうを採用になったのｄ」
俺「ええっ！！？ほっ、ほんまっすか？？あっ、はい！ありがとうございｍしゅひｇｒｄｆｇｔでｒｆｔｇｙふ」
バイト探し編２ 完
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ということで新しいバイト決まりました。
なんか住民票を用意してほしいって言われたんだが、俺下宿先に移してないからどうしよう って感じで今に至ります。実家のでもいいんだろうか。
とりあえずその辺を早く片付けて、新たなバイト先で心機一転がんばろうと思います。もうあのような過ちは繰り返しません。
た か が バ イ ト
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