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2013年4月9日

全ての自信を失った

身だしなみだとか、周りへの気配りだとか、そういうのって僕はすごい苦手で、
あくまで自然体で、発想とか自分の持つ可能性で勝負したいと思って
そんで入ったのが今の会社

この会社の採用選考が進んでいく途中で(二次試験前のときくらい)、別に受けていた会社から内定が出て、「とりあえず東京で就職できりゃなんでもええわ」と思ってた僕は、それである意味肩の重荷が取れたというか、2次試験からは猫被る気もまったくしなくなって、「落ちてもいい」くらいの感じで素の自分を100%さらけ出して面接にいどんだ(たしかSPIもやった)
そしたら2次、3次、最終とあっけなく通過してしまい その会社からも内定が出た
僕はそこに縁を感じて、入社を決意した 猫被って入るとこよりも素の自分を見られてから入る会社のほうが当然ミスマッチせんと思った 労働条件も求人情報を見る限りはよかったので。


4月一日、初出勤でわけのわからん研修させられて頭がいっぱいになった
しかし二日目、三日目とこなしているうちにだんだん要領がつかめてきて、
また研修と並行して、なんかミーティングみたいなのにも出席させられて(新しいアプリ作ろうとしてるらしい)
無茶ぶりにもほどがあると思いながらも、プレゼンに対して思ったことを思ったように発言してみて案外それが議論を醸したりとかして
とにかく新しいものを生み出すっていう姿勢が強くて、かといって皆すごい切り詰めたように仕事をしているとうわけでもなくメリハリがきちんとあって、
良くも悪くも僕の頭で思い描く優良ベンチャー企業に近い会社やなあと思った 休みも多分ほかのとこと比べても多いと思う


が、だからこそ気が抜けたんだと思う

もっと普段の自分でいこうと考えた僕は、ぼっさぼさの髪で、ボロボロの靴で、とにかく「新卒入社」っていうのを感じさせないワイルドな雰囲気で挑んだ
でも心の中では、「俺はまだ入りたてやからなんも分からなくて当然」みたいな風に思っていた
与えられた課題をあんま深く考えず、「とりあえず」でこなし、言われたこと頼まれたことは「今日中にやりゃいいや」という風に思ってすぐにはせず、後回しにするようになった


すると、昼休みにミーティングルームみたいなとこで上司の人とたまたま二人きりになったとき、言われた。
よく覚えてないけど、「今のお前は周りから見てどう思われる?」みたいな趣旨のことだった
そんなん考えもしなかったし、なにより身だしなみとかに神経質になるのが嫌と思ってた
しかし、よくよく考えれば専門的・技術的な武器がなんもない自分は会社にとっては今はただの負債
そんな俺ができるのは、周りへの気配りとか、ちょっとした雑用、ちゃんとした服装で来る、ちゃんとした髪の毛で来る、そして何より「やる気」を周りに感じさせること・・・
そのすべてが全くできていないといわれた
その人は2次選考で面接官でもあった人なんだが、「面接のときのお前とはまるで別人」とも言われた
ついでにいうと、その上司から一冊本を借りていて、それも「いずれ読めばいい」と思って放置していたんだが、そこも突っ込まれて、、、


とにかく何が言いたいかというと、僕の人間としての欠陥部分をものの見事に全部指摘されてしまった。。
はっきり言ってその場で泣きそうになった。てか涙目だった。

実はこういうことを以前にも指摘された記憶がある。
たぶん、去年の今頃だったか、バイトしてたフードコートの店長に言われた。

なのにそのときは改善しようとせず、そして今、同じ指摘を受けた

だが、それでもなぜか100%「改善しよう」と思えない自分がいることに、僕は恐怖を感じている。

帰りの電車の中で、自己分析をしてみた。その結果、どうやら俺は

「自分を飾る」のが嫌い

笑顔であいさつして、自分から率先して声をかけて、積極的に周りへのコミュニケーションをとる
身だしなみを整え、常に周りからいいように見られる意識、、

はっきりいってこんなのは僕という人間ではない

常に自分は自分であり続けたい、そんな我が儘を、社会で、ビジネスという場で貫こうとしてしまった
「組織の一員」であるという自覚が恐ろしく欠落していた・・・


久々にどん底まで自信を失った一日でした。
自分のダメなところを変えたい、でも変えたくない、でも変えなきゃいけない、、




ほんまどうなりたいんや、俺。